2016年2月25日木曜日

【重要】ジャパンオープン2016愛知における電池検査について

修正履歴:
(3/10追記)充電器の検査についての項目を追記しました。 

ロボカップジャパンオープン2016愛知のジュニアリーグにおける電池検査について以下のように決まりました。すでに議論されているリチウムポリマー電池だけでなく,包括的に電池検査の仕組みを準備しています。参加者は,よく読んで準備をお願いします。
  1. リチウムポリマー電池については、
    「ロボカップジャパンオープン2016愛知における高性能電池の取り扱いについて」
    http://rcjjinternational.blogspot.jp/2015/11/2016.html
    を順守してください。
  2. ジャパンオープン愛知での電池の管理方法は、東海ブロックのやり方を基本的に模範とします。
    (別途WEBで内容を公開する予定です)
  3. リチウム系2次電池(レゴを除く)使用の場合は、次の「リチウム使用届出2016」をダウンロードして必要事項を記入の上、電池検査時に必ず提出してください。
    • リチウム系電池が電池検査の対象内か対象外かどうかは、「リチウム電池チェックシート」を参考にして下さい。
      「リチウム電池チェックシート」はこちらから
    • 「リチウム系電池使用届出書2016(PDF)」はこちらから
    • 「リチウム系電池使用届出書2016(Excel)」はこちらから
  4. リチウムポリマー電池については、上記3)の使用届出書に加え、
    「高性能電池に対する出場ブロック技術委員の確認署名押印手順について」
    http://rcjjinternational.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html
    の書類も必要となります。
    • 「Li-Po使用申請書2016(PDF)」はこちらから
    • 「Li-Po使用申請書2016(Excel)」はこちらから
  5. 電池検査の際に、電池の製品名、電圧などの仕様が分かる説明書などをご持参下さい。
  6. チームが持ち込むリチウム2次電池は、電池検査に合格したものしか大会中に使用することができません。
  7. 電池の運搬の際には、必ずセーフティバッグを使用しなければなりません。
  8. 充電中は、電池をセーフティバッグから取出し、セーフティバッグの上に置いて下さい。
  9. サッカーについては、パドックとは別室に充電部屋を設けますので、そこで必ず充電して下さい。
  10. レスキューとダンスについては、それぞれの競技本部近くに充電コーナーを設けますので、必ずそこで充電するようにして下さい。
  11. なお、USBモバイルバッテリーについては、以下の点を電池検査でチェックします。
    1. バッテリー本体改造の有無
    2.  USB規格内の改造無し給電
    3. メーカーの保証範囲の使用
【電池検査について】
今大会より車検において電池検査が追加されます。電池検査のみ準備日の25日の午後にも行いますで,極力事前に電池検査を行うようにしでください。
※毎年車検には多くの時間がかかっています。できるかぎり皆様のご協力をお願いします。

【充電器の検査について】(3/10追記)
リチウム系二次電池を使用する場合,適切に充電しないと事故の発生を招く恐れがあります。そのため,今大会では東海ブロック大会で実施したように,充電器についても適切なものを使用しているか検査を実施します。安全な大会運営のため,ご協力をお願い致します。

今大会で使用可能な充電器は以下のとおりです。
1.使用電池メーカーの指定品・推奨品・規格適合品であること。
2.バランス充電(各セル電圧監視)機能付き品であること。
3.充電器の自作品・改造品は使用不可。

【サッカー充電部屋の管理について】
サッカー充電部屋の管理はスタッフが行います。ただ、ロボカップジュニアの運営はボランティアで行われており、例年スタッフの確保に大変苦慮しております。円滑な競技に加え、運営中の不慮の事故を防ぐためにも、チーム関係者の皆様には、1チーム1名以上の方にスタッフのお申し出をお願いできれば幸いです。

【Li-po&Li-feの過充電&発火テスト】
3月5日(土)16:00~から”たかはま夢・未来塾”にて、Li-po & Li-feの過充電&発火テストを行います。見学される方はこちらからお問い合せ内容に「リチウム系バッテリー発火テスト」と入力の上,ご連絡をお願いします。(終了しました)

以上ご協力のほどよろしくお願いいたします。

ロボカップジュニア2016愛知
実行委員長 水野勝教
実行委員  中島晃芳

2015年12月24日木曜日

国際委員会運営フォーラムサイトにおけるマルウェア感染への注意

国内の利用者よりのご報告から,国際委員会が運営する次の「RoboCupJunior Community Site(フォーラム)」のサイトを閲覧すると,

http://www。rcjcommunity。org
※ドット(.)をマル(。)にしてあります。

自動的に不正なプログラム(マルウェア)がダウンロードされる事例があったとのことです。現在,国際委員会の担当者には調査を依頼していますが,アクセスするだけで最悪お使いの端末がマルウェアに感染する危険があるため,当面,アクセスしないようにお願いします。

また,ロボカップジュニアの次のHPにある国際ルール(英語原本)へのリンクを当面,外します。

http://www.robocupjunior.jp/rule.html

なお,当該サイトへのリンクは,ジュニアジャパンが管理をしない外部のサイトや,これまでに配布されている文書中にも存在する可能性があるため,あわせてご注意ください。

2015/12/24 9:42更新

2015年12月23日水曜日

ロボカップジャパンオープン2016愛知における高性能電池の取り扱いQ&A(3/10更新)

Q1. 11/13(金)

ArduinoやRaspberry Pi 等の使用も目立ってくる大会かと思いますが、
そうしたボード類には、モバイルバッテリー(リチウムイオン電池)を
使用するケースが多いと思います。
これらの使用とLi-Poと混同してしまうことを避ける為に、スマホや携帯の充電に使用しているような、USB仕様のモバイルバッテリーは問題無いと言うことを確認させて下さい。

A1. 実行委員会からの回答

お問い合わせにある、以下のような形で販売されている「一般的にUSBにて充電するモバイルバッテリー(リチウムイオン電池)」は
http://buffalo.jp/product/power/mobile-battery/mobile-battery-guide/mobile-battery-base/
家電製品の(a)の範疇にはいる。
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Q2. 11/14(土)

(1)技術委員を通して、各ブロックの選手に公表してもよろしいということでしょうか。
(2)b-1: Li-Poの仕様は、3000mAh 15V以下(サッカーライトは1500mAh 10V以下 )
質問:ルール上ではサッカーライトは12V以下となっております。3セル11.1vが使用できるか否かの大事なポイントになりますので、確認させて下さい。
(3)b-4: 当該チームは保護メガネを着用する事とし、相手チーム、審判の分も含め全てを用意すること。
質問:これは試合中ということでよろしいでしょうか。コートにつくことができる2名分、相手チームも同様に2名分、審判は主審2名分という認識でよろしいでしょうか。

A2.実行委員会からの回答

(1)以下のブログで発表いたしますので,それ以降通知お願いいたします.
  http://rcjjinternational.blogspot.jp/
(2)Li-POを使用する場合は、安全を考慮し10Vとします.
(3)おっしゃる通りです.
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Q3. 11/15(日)

(1)今回リチウムポリマー電池(Li-Po)のみになった経緯
(2)公開の仕方(根拠となるデータも一緒に公開されるのか)

A3.実行委員会からの回答

(1)9月にブロック長や技術委員の方に示した方針で処理しています。
   http://rcjjinternational.blogspot.jp/2015/09/lipo.html
(2)各チャレンジ技術委員のブログでの検討状況と関連のHP、消防の注意を参考にしました。
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Q4 12/23(水)

この間,本Webサイトのコメント欄にいただいていたご質問についてまとめて回答いたします。なお,コメント欄はお問い合わせ目的での利用を想定しておりませんでしたため,対応が遅くなりましたことをお詫びいたします。現在,ジュニアジャパンとしての問い合わせ窓口を正式に用意してご案内できるよう準備を進めております。それまで,確実にお問い合わせをいただくためには,お近くのブロック,ノードのご担当者を通してお願いいたします。

(1) (電圧制限等)なぜこの数値としたのか科学的根拠を教えてください。
(2) レスキューチーム,ダンスチーム等では保護メガネをいくつ用意すればよいでしょうか。
(3) 海外参加チームへも,このルールは同様に適用されますか。
(4) 電極にリチウムコバルトを用いたリチウム2次電池を規制」されたかったのではありませんか。

A4.実行委員会からの回答

(1) サッカー技術委員会での議論の経緯を尊重しました。
(2) 自チームのメンバー数+審判・審査委員の人数分をご用意ください。
(3) 海外参加チームへも同様に適用します。
(4) サッカー技術委員会での議論の経緯を尊重しました。
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Q5 12/26(金)

(A4の回答として)「サッカー技術委員会での議論の経緯を尊重しました。」とありますが,サッカー技術委員会では15V・3000mAh、ライト12V1500mAhの根拠が提言者から示されず、この数値規制案は複数ブロックの代表技術員から反対意見が出て。サッカー技術委員会としては”この数値規制は不採用”となっています。サッカー技術員会で数値検討はされていません。サッカー技術委員会ではLi-Poのみを危険視するのは安全性向上に繋がらないとの意見が多数となり、「特定の電池を規制しない。」代わりに「安全利用を啓蒙する。」「万一にそなえ消化器用意などの運営対応を強化を件検討する」との方向で検討されており、Li-Poの数値規制は不採用でしたので、この(1)(4)のお答えは誤りです。
サッカーではもともと重量規制と、15V&ライト12Vの電圧規制があるため、15V・3000mAh、ライト10V1500mAhの意見が出たものの、それでなぜ安全性が確保できるのか根拠が示されなかったため、実効性不明なこの数値規制は不採用となりました。(ライト12Vを10Vにする必要性等、提言者から説明もなく、規制数値の議論はまったくサッカー技術員会でされていないのが事実です。)【「尊重しました」の意味,意図するところを教えてください。】

A5.実行委員会からの回答

この問題に対する決定は,技術的な判断ではなく,ジャパンオープン(ジュニア)実行委員会の運営上の判断です。その過程で,技術委員会での議論の経緯を参考にさせていただいたという意味で「尊重」という言葉を用いました。
大会運営に関わる技術上の課題い関する決定プロセスは次にまとめてありますのでご確認ください。さらに,今後,現在の決定プロセスも含めて,技術的なルール決定手続き、大会運営上の決定の問題に関する改善の提案は,みなさま所属のブロック,ノードの長,技術委員長を通じ提案してください。理事会で検討し,総会の時に会員の皆さんに提案しお諮りすることができます。
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Q6 12/27(金)

「規制の数値に正当性があることをお示し願いたいもう一つの理由として、〜」のご質問に対して

A6.実行委員会からの回答

ご質問の内容に対する回答は,Q5に対するものと同じく,この問題に対する決定は,技術的な判断ではなく,ジャパンオープン(ジュニア)実行委員会の運営上の判断です。

なお,ご質問の中に不適切な内容がふくまれておりましたので,ご質問本体は削除をさせていただきました。
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Q7 2/26(金)

「電池検査の際に、電池の製品名、電圧などの仕様が分かる説明書などをご持参下さい。」とございますが、どこまで詳細なものが必要でしょうか。
新品購入時からフィルムに記載がなく、説明書も紙では付属していない18650型バッテリーなどの場合、その商品の購入履歴との照らし合わせでも大丈夫なのでしょうか。

A7.実行委員会からの回答

下記の1・2以外は使用不可(外装に何も表示の無い物は使用不可)
1.電池本体に種類・電圧・容量の明示がある。
2.電池本体にメーカー型式等の明示があり、その型式から種類・電圧・容量が証明できる資料を持参する。※資料はWebからの印刷物OK
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Q8 3/7(月)

「リチウム系電池使用届出書2016」より、コネクター以外で改造してある電池・充電器は使用禁止とありますが、18650型リチウムイオン電池を電池ボックスに入れ、電池ボックスにコネクターをはんだ付けして使用するのはルール的に可能でしょうか?
また、電池ボックスから18650を出し入れする際、カスレ傷がどうしても出来てしまうのですがこれは、「キズ・破損がある」物に含まれるのでしょうか?

A8.実行委員会からの回答

1.電池BOXの半田付けは問題ありません。
2.電池BOX装着時の外装カスレ等は問題ありません。
2-1 外装フィルムが剥がれている物は使用不可
2-2 外装に表示してある電池種類・電圧・容量・型式等が読取できない物は使用不可2-3 外装に変色がある物は使用不可
3.安全弁(孔)から液体・粉(微量でも)等が出ている物は使用不可(形跡がある場合も同様)

以上

2015年11月20日金曜日

高性能電池に対する出場ブロック技術委員の確認署名押印手順について

高性能電池について,出場ブロック技術委員の確認署名押印につきまして,実行委員会で次のように決まりましたので,お知らせいたします。

ブロック大会時点でLi-Poを使用しているチーム

  1. ブロック大会に参加し、Li-Poを使用している全てのチームは、添付(末尾リンク)の申請書(1/2)の質問1と2に答えて、チームメンバー全員とメンターの「自署もしくは署名・押印」をする。申請書(2/2)のA)にLi-Poを保護する対策について記入する。
    (ブロック大会時点で、電池を保護する対策が済んでいる場合はそれを詳しく書く。電池を保護する対策が済んでいない場合は、対策の予定を書く。)
  2. Li-Poを使用しているチームは記入済みの申請書添え,ブロック技術委員(または同等の立場の方)に,使っている電池の仕様と電池を保護する対策を説明する。
  3. ブロック技術委員は、チームから説明を聞き、確認したという意味で申請書に「自署もしくは署名・押印」し、書類を返す。
  4. ジャパンオープンへ参加するチームは、「3/20」までにRCJJ事務局へその「自署もしくは署名・押印」された申請書のコピーを郵送(もしくは,スキャンしたものをe-mail送信)する。申請書の原本とコピーを会場へ持参してください。
    ブロック大会後に、電池の保護に関する変更を加えた場合は、その内容を申請書類の (2/2) B)に記載した上で送ってください。

ブロック大会後にLi-Poを使用開始したチーム

  1. ブロック大会後に、Li-Poを使用開始した全てのチームは、添付(末尾リンク)の申請書(1/2)の質問1と2に答えて、チームメンバー全員とメンターの「自署もしくは署名・押印」をする。申請書(2/2)のA)にLi-Poを保護する対策について記入する。
  2. Li-Poを使用しているチームは記入済みの申請書添え,技術的に相談した人に,使っている電池の仕様と電池を保護する対策を説明する。
    (ブロック長、ノード長,ブロック技術委員、ノード技術委員が望ましい)
  3. チームから説明を聞いた人は、確認したという意味で申請書に「自署もしくは署名・押印」し、書類を返す。
  4.  ジャパンオープンへ参加するチームは、「3/10」までにRCJJ事務局へその「自署もしくは署名・押印」された申請書のコピーを郵送(もしくは,スキャンしたものをe-mail送信)する。申請書の原本とコピーを会場へ持参してください。

申請書

Li-Po使用申請書2016(Excel)
※どちらのファイルを使っても構いませんが,署名欄は必ず「自署もしくは署名・押印」をすること。プリントアウトされただけの申請書は受け付けられません。(11/23補足)

2015年11月13日金曜日

ロボカップジャパンオープン2016愛知における高性能電池の取り扱いについて

ロボカップジャパンオープン2016愛知のジュニアリーグの全チャレンジにおいて,ジュニア会場の来場者や参加者の安全を考慮して,高性能電池は次のように定めます。

ロボカップジャパンオープン2016では,リチウムポリマー電池(Li-Po)を使用するにあたり安全に大会を運営していく体制を十分にとる事ができないという事から,安全に利用するための対策が講じられていないリチウムポリマー電池(Li-Po)の持ち込み・充電・使用を禁止します。

具体的には、下記(a),(b)で示すどちらかに該当する場合のみ使用可能です。

(a) LEGO Mindstormsの充電式バッテリーのように安全装置を最初から搭載している製品。ただし,製品名・仕様等が確認できるよう下記b-3を遵守すること。

(b) バッテリーパックなどについては、以下b-1からb-7の規定を遵守した場合のみ使用可能。
  • b-1: Li-Poの仕様は、3000mAh 15V以下(サッカーライトは1500mAh 10V以下 )とする。
  • b-2: バッテリーの近くに使用しているものに適したヒューズを取り付けるなど,配線・回路ショートによる二次災害から電池を保護する対策がなされていること。
  • b-3: (世界大会のサッカーの車検と同様)製造者による製品名や電圧等の規格を示すラベルが貼る,又は製品の説明書や保証書を提示・携帯すること。
  • b-4: 当該チームは保護メガネを着用する事とし,相手チーム,審判の分も含め全てを用意すること。
  • b-5: 充電はチームのパドック内のコンセントでなく,指定された場所で行うこと。
  • b-6: 会場にて上記ルールに違反したチームは即時失格となり,速やかに電池を会場外へ持ち出さなければいけません。その指示に従うこと。
  • b-7: 車検(競技によってはインタビュー)時に,別途用意する申請書(b-1からb-6を遵守する誓約を含む)に,チームメンバーの全員の署名とメンターの署名・押印,およびb-1とb-2に関しては出場ブロックの該当チャレンジの技術委員が確認署名・押印し,提出する。
技術的な内容,対策については,リチウムイオンバッテリーの適切な利用方法に関する各種資料*1,サッカー技術委員会のフォーラム、関西ブロックのホームページを参考にさせて頂きました。関係の皆さま,ご協力ありがとうございました。

なお、ロボカップジュニア・ジャパンとしての方針は次の通りです。
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ロボカップジュニア・ジャパンとしては,ジャパンオープン2016では,サッカー技術委員会で取りまとめ頂いた対策を踏まえた運営体制を目指し,運営上での課題を整理したいと考えています。
ジャパンオープン2016の後,具体的な運営実施マニュアル,子供達が技術を安全に使用する上で必要となる技術指導書などを整備していきます。

今回の高性能電池の件に限らず,安全な大会運営に支障をきたすおそれのある技術の導入に関しては,ノード大会開催前に参加者へ周知できる体制を整えた上でジャパンオープンをはじめ各大会の実行委員会に提案できる形にしていく所存です。
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今後とも,安全な大会運営にご協力の程よろしくお願いします。

ジャパンオープン愛知 ジュニア実行委員長 水野勝教
ジャパンオープン愛知 開催委員会副会長(RCJJ代表理事)高橋友一

*1(7/24訂正)参照情報の記載手続きが不適切であったため削除修正を行いました。

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以上に対する,Q&Aはこちらをごらんください。(11/20更新)

2015年11月11日水曜日

ロボカップジャパンオープン2016愛知におけるジュニア参加チームの人数と年齢の扱いについて(11/11決定)

ロボカップジャパンオープン2016愛知におけるジュニア参加チームの人数と年齢の扱いについて,次のように決定いたしましたので,お知らせいたします。

【1】ジャパンオープン2016愛知において,チーム人数につきましては,すでにお知らせした通りとなります。


ロボカップジュニアジャパンオープン2016(2016年3月開催)における参加者の年齢およびチームメンバー数について(10/23公開)
http://rcjjinternational.blogspot.jp/2015/10/201620163.html
  • サッカー,レスキューは,2人以上かつ6人以下
  • ダンスは,2人以上かつ8人以下

【2】チームメンバーの年齢制限は次のように行います。

  1. ジャパンオープン2016愛知の参加資格、年齢区分は2015尼崎と同じです。
    • 年齢の上限は、2016年7月1日現在で19才以下です。
    • メンバーは、2016年7月1日現在で,14才以下の場合をプライマリ,15才から19才までをセカンダリと区分けします。
    • メンバー全員がプライマリ区分の場合のみ,プライマリの競技に参加できます。一人でもセカンダリのメンバーがいた場合はセカンダリ競技に参加しなければなりません。
      (全員がプライマリのメンバーでもセカンダリ競技に参加できます。)
  2. ブロックからの推薦を受けジャパンオープン2016にエントリーを行う場合,下記の「世界大会選抜に関する注意」をうけ,チームはノード・ブロックでの出場したプライマリ・セカンダリの区分には拘束されません。即ち,1.の条件下でノード・ブロック大会で出場した区分と異なる区分で出場できます。

<世界大会選抜に関する注意>

RoboCup2016ドイツ世界大会の2016年度ルールが発表された段階で,仮にプライマリ・セカンダリの区別がなくなった場合,セカンダリのチームを優先に推薦します。
具体的には、割当てが1の時はセカンダリーから1チーム,2の時はプライマリーとセカンダリから1チーム,3の時はプライマリから1チームとセカンダリから2チーム,以下,割当チーム数が増えた時は同様の考え方で,偶数の時は半数,奇数の時は,セカンダリのチームに多く割り当てます。(11/24修正)
但し,成績評価においてプライマリとセカンダリの区別なく,チャレンジ全体で評価するチャレンジにおいては,チャレンジ全体として割当てる方法でも構いません。

ロボカップジャパンオープン2016愛知
ジュニア実行委員長 水野勝教
ジュニア実行委員(RCJJ競技担当理事)中島晃芳

2015年10月24日土曜日

ロボカップジュニアジャパンオープン2016(2016年3月開催)における参加者の年齢およびチームメンバー数について

 世界大会での年齢・チームメンバー数に関して,2015合肥世界大会において議論が進められました。すでに,その動向を踏まえたロボカップジュニア・ジャパンとしての基本姿勢については,理事会においてこちらにある通り決定しています。
 2016年ドイツ世界大会に向けた方針について,10月12日に,RoboCup国際委員会から末尾の内容が各国や地域の代表(Regional Representative)宛に届きました。

ロボカップ2016ドイツ世界大会 ジュニアチーム参加条件
  1. 年齢下限11歳(2016年7月1日時点)※上限は変わらず
    Minimum age of Junior participants is 11 year-old. (the age cut-off date is July 1st, 2016)
  2. チーム最小メンバー数2人※全てのチャレンジで
    Minimum team size of Junior teams is 2 members. 
  3. チーム最大メンバー数6人※全てのチャレンジで
    Maximum team size of Junior teams is 6 team members.

 これに基づき,先に決定した基本姿勢のもとで,ロボカップジュニア・ジャパンは以下の方針で2016年3月のジャパンオープンを開催することにします。
  1. ロボカップジュニアジャパンオープン2016(2016年3月開催)の年齢,メンバー数に関しては,ロボカップ2015合肥世界大会に準拠する。
    • 2016年7月1日時点で10歳以上かつ19歳以下
    • サッカー,レスキューは,2人以上かつ6人以下
    • ダンスは,2人以上かつ8人以下
  2. ロボカップジュニアジャパンオープン2016(2016年3月開催)の各チャレンジの競技ルールは,ロボカップジュニア2016世界大会の国際ルールの公開時期に関わらず,現時点での決定(2015年9〜10月に各技術委員会で決定)から変更しない事を推奨する。新国際ルール公開時点でルール変更する可能性がある時は,現時点でその事を明記しておくとともに,その変更が参加チームにとって支障がないように配慮する。
  3. 参加者の年齢,メンバー数などを含め,ロボカップ2016ドイツ世界大会のルールとロボカップジュニアジャパンオープン2016(2016年3月開催)のルールとの間で異なる項目については,チームの責任で世界大会登録時までに対応する。
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Date: 2015-10-12 7:43 GMT+09:00
Subject: Participants' Lower Age Limit at RoboCupJunior international competitions

Dear all,

On September 27th, the RoboCup Federation Board of Trustees' meeting was held and discussed some changes with RoboCupJunior international competition.

As we explained at the annual RoboCupJunior Regional Rep's meeting in Hefei, the lower age limit for Junior participants will be 14 year-old in the future. The progressive change will be implemented from 2016. The plan is as follows:

Minimum age increases by “1” every year starting 2016.
            2016 (Germany) – 11 year-old
            2017 (Japan) – 12 year-old
            2018 (TBA) – 13 year-old
            2019 (Australia) – 14 year-old

By 2019, the following numbers will be implemented.
            Age requirement – 14-19 year-old
            Team member requirement – 2- 4 members
            Maximum team # (the total of all leagues) – 150 teams

For RoboCup 2016, the participating teams of Junior competition have to follow the newly implemented general rules (apply ALL Junior leagues/sub-leagues):

Minimum age of Junior participants is 11 year-old. (the age cut-off date is July 1st, 2016)
Minimum team size of Junior teams is 2 members.
Maximum team size of Junior teams is 6 team members.

Other details such as maximum number of teams invited to participate in 2016 will be decided based on the availability of Junior competition space and resources.


Please communicate the new general rules with the Junior teams from your region. The age limit and team size apply ONLY AT the international competitions. We will continue to support younger students at the regional levels and will provide rules for primary teams no matter what the minimum age is for the international competitions. If you have any questions, please feel free to contact me via email.

Thank you for your help and continuous support on RoboCup and RoboCupJunior.

Warmly, Amy Eguchi, Vice President of RoboCup Federation representing RoboCupJunior, on behalf of RoboCup Federation and RoboCupJunior committees